もう バ ン ザ イ でございます
オーディオインターフェイスのBabyface Proは大変気に入っています。アナログ／デジタル変換の音質の良さはもちろん、付属しているTortalMix FXという、ミキサーでありルーターであり、エフェクト機能を持つアプリもとても良くできています。ところがどうしたことか各チャンネルの信号をエフェクトセクションのリバーブとエコーへ送れるのに、そこから出力させることができません。
まあこの機能が使えなくても録音自体への問題はありませんが、演奏者へリバーブを返すことを考えるとこの機能は使えた方が良いですし、一部が使えないってなんか気になります。
これがTortalMix FXの画面です。
一見複雑で使いにくそうな感じがしますが、それぞれのセクションの役割がわかると問題ありません。信号流れ（行き先）を決めるルーティングも簡単にできて本当に優れていると思います。
ところが右端のエフェクターセクションのアウトプットメーターがご覧の通り振れないので、原因を探りたく設定を調べたり、マニュアルを読み返してみたり、アプリを再インストールしてみたりと悪戦苦闘をしました。
そしてふと閃いたのが「サポートに問い合わせてみよう！」でした。最初からそうすれば良いのにですよね。
そうしたら全くぼくの想像外の内容が返ってきました。以下そのメールです。
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お問い合わせ頂いたBabyface Proの件ですが、macOSMojave以降の場合、TotalMix FXのFX機能をONにしようとした初回時に、OSがマイクへのアクセスを許可するか確認するダイアログが表示されます。そこで「許可しない」を選ぶと、内蔵ミキサーのFXへ音が送られなくなります。
上記の操作を行った可能性がある場合は、OSのシステム環境設定を開いて「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」のページで「マイク」を選び、右側の欄でTotalmixのアクセス許可をONにして頂くことで解決が可能です。こちらの設定で解決できるかご確認頂ければと存じます。
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そう言われればなんかそんなダイアログが出現したかも・・・。そしてそれがマイクへのアクセスならば「許可しない」を選んだだろうと思いました。早速指示の通りに確認してみたところバッチリ「許可しない」になっていました。
本当にサポートに相談をして良かったです。もし相談をしなければほぼ一生原因がわからなかったことと思います。で無事にリバーブやエコーが使えるようになりました。
右側のメーターが振れていますでしょう。もう バ ン ザ イ でございます。