クリスチャン アリガトウ サウンド

昨日「東北応援団 LOVE EAST」の運営に関わっている方々は完全にボランティアで支えてくださっていることを書きましたが、先日のCASのクラウドファンディングに協賛アーティストとして名前を連ねてくださった方々も、皆さんが支援金の支給を希望された方々ではありません。中には協賛してくださったCDの売り上げを全てCASで使ってくださいと申し出てくださった方もいらっしゃるくらいです。これまでに協賛アーティストの方々は支援金を受け取ったのですか?という趣旨のご質問もいただいたものですから、昨日に続いてこのこともお知らせした方が良いのではないかと思い書いています。

例えば僕に関して言えばコンサートは軒並み中止になったとは言え、レッスンからの収入があるので置かれている状況としては恵まれていると思います。もちろんそれだけでは生活して行けませんが、もうしばらくは蓄えを切り崩しながら生活することができます(汗)。

このコロナ禍にあってはアートを主たる業務としている、特に若い方々が大変なのではないかと思っています。協賛アーティストの皆さんが盛り上げてくださったおかげもあり、クラウドファンディングは120%を達成させていただきました。これまでに10数人の方々から申請をいただき支援金をお送りすることができていますが、まだまだコロナが収束する見通しが立ちませんので、お預かりしているものは今後も適切かつ継続してアーティスト支援のために使わせていただきます。またCASのサイトの方では引き続き支援のお願いをしておりますのでよろしくお願いします。

CASのサイトはこちらです。

先日あるテレビ番組の収録で「岩渕さんはどうしてこのような支援の活度をされているんですか」との質問を受けました。一番正直な答えは「よくわかりません」です。本当によくわからないのです(汗)。でもいつからか〇〇○のために〇〇○ができたらいいんじゃないかと思う人になってしまいました。最近では年齢も年齢なのでこの歳だから言えること、やれることはしなくちゃ的な気持ちも重なって、さらに動機が複雑になってきているようです。

とにかくクラウドファンディングの協賛アーティストの皆さんや、クラウドファンディングから支援してくださった方々と出会うことができただけでも特別なドラマを間近に観せていただいているという気持ちになります。僕にとってCASは「クリスチャン アリガトウ サウンド」かもしれません。

 

CAS, 日記

Posted by buchi