アリシアの森(28)家は住人の姿理論

アリシアの森のひとつの特徴はプロジェクトの内容をひと言で説明するのが難しいところです(汗)。その理由はこのプロジェクトが「場」を作るプロジェクトだからです。あれ!ひと言で説明していますかね・・・(汗)。

なんの為の場かと言いますと、正式名称「クリスチャン  カルチャー コネクションズ アリシアの森」にあるクリスチャンカルチャー振興の場です。

僕は最近自分の部屋はもちろんですが、住んでいる家にも自分の内面が表現されているのではないかと思うようになりました。

まずは自分の仕事部屋ですが、雑然としたエリアとすっきりとしたエリアが混在し、それらが日毎に変化する仕事部屋はきっと僕らしい部屋なのだと思います。

そして地域の中にあってはは目立たない地味な我が家にも自分らしさが現れていると思います。「いえいえあんたはそれなりに目立っているよ」との声が聞こえてくる気もしますが、実はあまり外見を気にしない性格そのものが現れている外見だということです。

人と文化にも同様のことが言えるのではないでしょうか。人々の暮らし方があっての文化ですからそれは自明の理かもしれません。

ならば文化とは大切なものです。これまでも多くのクリスチャンの方々によってクリスチャン文化が形作られてきました。世界に目を向ければその文化の影響は絶大なものがあります。

しかし日本ではクリスチャンは人口の1%程度と言われていますので、残念ながらクリスチャン文化が日本に絶大な影響を与えているとは言い難いものがあるかもしれません。しかし実は賀川豊彦が生協の父と呼ばれるように、教育や文化そして生活全般にクリスチャン文化が関わってきているのです。

さて話が少々広がりすぎてしまいましたが、自分自身が文化に反映されるとすればその逆もまた真なりでしょう。文化が自分自身に影響を与えるということです。

自分の信仰の姿がクリスチャン文化に影響を与えるとすれば、クリスチャン文化からの影響も受けることになります。ですからアリシアの森では「文化」ということばをあえて使うことにしました。

この自分と文化はつながっていることを僕なりにわかりやすいことばにしたのが「家は住人の姿理論」です。

一緒に豊かになって行きたいです。コロナ禍にあっても、コロナが収束しても。