三河安城駅を定刻に

朝ドラの『おかえりモネ」を録画して観ています。最初の舞台の登米は妻の出身地に近いですし、ことばも懐かしくてハマっています。もうひとつ背景に環境問題に関わるテーマを忍ばせていることにも興味があります。今週からは舞台を東京に移して、気象予報士の資格を取ったモネが、朝の天気予報に関わる仕事についたところから始まりました。

朝の番組の気象予報士の仕事始めは午前3時とのこと。仕事終わりは午前11時で昼夜逆転の生活になります。

話は飛んでパン屋さんのことになりますが、パン屋さんも朝に店を開けるためには同じような時間に仕込みに入ります。

以前読んだ本の中に小麦粉をパンにしたことから、パン屋さんというきつい仕事が生まれた、的なことが書いてありました。

パンは美味しいですが、作る労力はとても大変です。娘がしばらくパン屋さんをしていたので、それは僕にもよくわかります。

ところで先日の沖縄県人会では沖縄時間の話題が出ました。よく言う「今日の7時からのコンサートは何時からですか」みたいな・・・。別によく言わないですかね(汗)。実際に7時に始まるならば7時に家を出るみたいな話も聞いたことがあります。

また話が飛びますが、下りの東海道新幹線が三河安城駅を通過する毎に「ただいま定刻に三河安城駅を通過しております」と言うアナウンスが流れます。わざわざ「定刻」が入っていることにある種の誇りが加味されているようで可笑しくなります。

そう僕たちは、少なくとも僕は定刻が好きな人間です。

少し前のブログにも書きましたが、交通関係ならば定刻よりも大切なのは安全です。かつての福知山線の事故も定刻運行を遵守せねばと言う責任感が原因の一端だったということを聞いた記憶があります。

最近の僕は朝の番組関係者やパン屋さんのように、昼夜逆転したような暮らしをする必要が果たして必要なんだろうかと考えるようになりました。便利だとか完璧とかは僕たちの生活に必要不可欠なものなのかなあと思い始めたと言うわけです。

僕たちが本当に幸せを感じられる生活は何なのか、大切なものは何なのかを考える必要がありますね。

日記

Posted by buchi