朝から椿事
このところ左膝を痛めてしまったことにコロナと猛暑も重なって歩くことが極端に少なくなっていました。病院では無理なく歩く方が良いとアドバイスされているので、歩かなくちゃとは思うのですが常にタイミングを逸している感じが続いていました。
今朝は妻が早朝に畑に出かけて行ったようでした。ふと僕も久しぶりに歩いて畑を見に行こうと思い立ち出かけました。首には先日メルカリで手に入れたGDデジタル2という10年以上前に発売されたカメラをぶら下げました。僕にとってカメラは外へ出かけるお友達でもあります(最近ですが・・・)。
畑まではゆっくり歩いても10分もあれば着きます。
ちょうど僕が歩いてきた方向から見ると畑が逆光になっていました。周囲も含めて夏の畑は様相が一変していたこともあるのですが、我が家の隣の隣の畑で作業をしている方と妻を間違ってしまったんです。そこへ向かっていたら知らない人が「どこへ行くの?」と訊いてきたので、「この先に我が家の畑があるのでそこへ行くんです」と答えたんですが、なんとなくやりとりがチグハグしているなと思ったら、なんとこの人が妻だったんです。
逆光だったということもありますが、妻の風情が趣味の風情じゃなくベテランの風情を醸し出していたのが大きかったと思います。「どこへ行くの?」と言われた時に僕は咄嗟に自分が不審者と思われていると思ったわけです(汗)。妻的には「認知症?」と思ったかもしれません。
僕的には未だどこかに不審者と思われるのではないかというアウトサイダー感が残っているんだなあと可笑しくなりました。朝から楽しい椿事でございました。