臨書

昨晩はアリシアの森のアーティストサロンがありました。アリシアの森には「アーティストの森」というアーティスト名鑑的な場所があります。そこに名前を連ねてくださっている方々の交流の場として継続しているのがアーティストサロンです。

昨晩は書道家のNさんから臨書ということを教えていただきました。話の流れは学ぶや教えるということに関連したことでしたが、書道の臨書というのは高名な書家の書を模写して書家と自分の書いた書を比較して学ぶということだそうです。

これは森のギャラリーに展示してあるNさん、イニシャルでなくていいか・・・、中村悦子さんの作品です。興味のある方は上の画像をクリックしてお進みください。

臨書は音楽でいうとコピーですね。僕もギターを真剣に弾き始めた中学生時代には、よれよれのカセットテープを何度も聴いては弾いてを繰り返していました。理由は教えてもらえる人がいなかったし、教則本もなくYouTube先生もいませんでしたから(笑)。

でもコピーしたことでギターの演奏技術だけではなく調音や聴いた音を演奏に反映する体内回路が育ったのではないかと思っています。

そういう意味で、今はYouTube先生に代表されるように簡単に情報が手に入ります。でもその簡単は貴重なプロセスを捨てさせていることも理解しておかないといけないなと思います。

ギターのテクニックはおぼえたけど、弾きたいことが無いにならないように。