感謝して受け流す

昨晩のライブも無事に終了しました。全くのソロでのフルライブは久しぶりです。面白いものですが、ソロの時と由美子さんとのデュエットの時では少々僕の感じが違います。どう違うのかを表現するのは難しいですが、デュエットの時には少しすまして歌っているかもしれません。どちらが好みかは分かれるところがあるかもしれません。

ところで一昨日の集まりの後に聴いてくださった方から「以前に比べて声が深くなって素晴らしい・・・」との感想をいただきました。とてもありがたい評価なのですが、昨晩はその言葉との闘い?でした。闘いというのは少し違うかもしれませんが、良い評価をしていただいた後の演奏では、その記憶が小さなおごりや迷いとして作用するんです。例えば「今日も深い声で歌おう・・・」みたいな。ですので良い評価をしていただいた時には感謝して受け流すことにしています。

ちょっと捻くれていると思われるかもしれませんが、それだけ評価に弱いということです。褒められたいし褒められれば調子に乗るタイプです。その反対ならば落ち込むわけです。しかしこういうコントロールができるようになったのは最近のことかもしれません。いつまでも道は続くというわけです。

今日は糸満シーサイドチャペルの礼拝の中で歌わせてもらいます。以前から沖縄に来るたびに心にかけてくださっている牧師ご夫妻なのでお会いするのが楽しみです。