ハイブリッドアルバム
1ヶ月後の8月3日に嬉しいことがあります。それはデビューアルバムのスーパームーンがアナログ盤で再発されることです。以前CDで再発されていましたが、デビュー当時と同じレコード盤で再発していただけることは本当に嬉しいです。
この画像はタワーレコードさんから拝借しましたので。画像からのリンクはタワレコさんへ飛びます。
デビューシングルの「ウイスキードライブ」が放送禁止なったこともあり、このアルバムは順調にセールスを伸ばしたという作品ではありません(多分)。しかしその後もCD再発売、クラウドでの配信、そして今回のアナログ盤での再発売と、静かではありますが熱い評価をいただいていることが本当にありがたいことです。
それには、このアルバムをアレンジと演奏で押し出してくださったミュージシャンの方々の力が不可欠です。いやその方々のおかげだと思っています。
そのミュージシャンとは鈴木茂さんと、ムーンライダーズです。茂さんが4曲をアレンジし貴重なギタープレイも聴かせてくれています。そしてムーンライダーズは僕の路地裏的な部分を引き出してくれています。茂さんのちょっとシティーポップな感じと、路地裏的な感じがミックスした贅沢極まりないアルバムなんです。
普通は茂さんなら茂さん、ムーンライダーズならムーンライダーズでアルバム全体を作ってゆくと思います。ひとつのアルバムで今でいうハイブリッドで成立しているアルバムってないんじゃないかと思います。
これは茂さんアレンジの「ムーンライト・フライト」です。
そしてこちらはムーンライダーズアレンジの「さよなら通り」です。
こんなアルバムができたのも当時の関係者の方々が骨折ってくださったからです。当時は自分がそれなりに注目されていたこともあり、少々鼻持ちならない男だったことと思います。関係者のみなさんのご苦労なぞどこ吹く風で自分勝手なことをやっていました。今思えば「なんてやつだ!」的なことをことを沢山してしまったことと思います。
極めて遅いんですが、今頃になってこのアルバムのためにどれだけの方々が尽力してくださったのかが分かるようになりました。しかし感謝を伝えたくてもできなくなってしまった方もいらっしゃいます。改めてこんなアルバムを作らせてもらったことを感謝します。そしてレコード盤での再発売をプランしてくださった方々にも感謝します。
ここまでお読みくださった方には、情報を拡散等々で盛り上げていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。