高楊枝

昨日は数時間、音源のMIXを集中してすることができました。というのは録り音のボーカルにプチプチノイズがあったからです。これは録音の際にもわかっていたので、録音時のコンピューターへの過負荷が原因だと思っています。

そのノイズを処理するためにやったことのない波形を描き変えることにもチャレンジしましたが、昨日ブログを書きながらその部分を別テイクと差し替えることもやってみるべきだと気がつき、今回はそれでノイズを回避しました。一時はノイズをマスキングするためにコツコツと音がするパーカッションを足そうかなんてことも考えましたw。

それがきっかけで改めてミックスに向き合うことができました。その結果音源の場所を特定する定位のことや、コンプレッサーの新たな使い方にも気がつくことができました。定位に関してはその楽器や歌の場所を特定させることということは一応分かってはいましたが、頭でわかるのと体感でわかるのは別問題だなと何故か気が付いたんです。何故か分かったんです。

もうひとつのコンプの使い方ですが、音量のばらつきを修正するために使うことは重々知っていますが、その際には音質にも変化が出るのでコンプを少々避けてきたきらいがありました。ですから実際にボーカルにはコンプではなく音量を調整するプラグインを入れています。

しかし今回バッキングのエレクトリックギターの音がイメージ通りに調整できなかったので、ふとコンプで音を作ってみようと思い立ちました。そしていくつかあるコンプを試してみたところ、気に入った音になってくれたというわけです。音質と一緒にオケにもうまく馴染んでくれたように思っています。そのエレクトリックギターは少し右寄りのところにいます。

そしてこれがその音源です。

歌声ペトラの音源は楽曲をアーカイブをしようと録音しアップし始めたので、再生回数は気にしないということにしていますが、やっぱり気にはなります(汗)。この音源は17時間で28回と驚異的な再生回数の少なさです(汗汗汗)。

ところでこの再生回数とは不思議なものですね。動画によってどうして伸びるのか伸びないのかはわかるようでわかりません。伸ばしたいならもっと目立つサムネイルにしなさい・・・、とのアドバイスの声が聞こえてきますが、僕って捻くれているんですよね。

ないものねだりなのか、格好つけすぎなのか、こういうことにも性格って出ますよね。時には高楊枝が肝心ですかね。ずっと高楊枝だったような気もしますが。やせがまんの方の。