無理をしないようには悪魔の言葉
癌患者に「無理をしないように」は悪魔の言葉だとおっしゃるお医者さんがいらっしゃいます。それは癌で亡くなる方には癌そのものではなく、筋力に代表される体力低下で亡くなる方が少なくないからだそうです。
僕はその通りだと思い、由美子さんにはできる限りその方向で励ましてきました。6月にコンサートに出かけたことや、ppmのライブを開いたことにもそんな思いが少なからずあります。
先日のライブへ向けて毎回3時間ほどの10回を超す高校生ライクな練習をしながらも、ライブで歌っている由美子さんの姿を見て、僕はなんだかすごいことだなあと思っていました。由美子さんを励ましてきながらも、ここまでやれているってすごいことだなあと思うわけです。
ステージ4の膵臓癌の宣告を受けながらも、抗癌剤が奏功して手術していただき、膵臓を半分、十二指腸全部、胃を5分の1、胆管、胆嚢等の摘出手術。8時間を超える大変な手術でした。メンタルもどん底で精神腫瘍科の先生にはとてもお世話になりました。今もお世話になっていますが、今では世間話をする間柄になっています。
きのう、現在闘病中の方がライブのアーカイブを観てくださった感想を伺いました。それを伺って現在癌告知をされて苦しんでいる方、手術を待っていらっしゃる方、由美子さんと同じく闘病中の方々に、改めて先日のライブが何かの励ましになるのではないかと思いました。
また、何度か経過説明と僕の気持ちを話している動画もアップしています。これも何かの参考になれば嬉しいです。
ppmの方は10月14に流山でライブがあります。な、な、な、なんとオファーが舞い込んだんです。詳細はまたお知らせします。