まだまだだなあ・・・の日

昨日のコンサートはお初のことや久しぶりのこと等々があって(そのせいにして)何度かミスをしてしまいました。まずスタートの大きなミスは、リハの後で譜面を見ているiPadのWiFiをオフにしたことです。WiFiをオフにしなくちゃと思ってなぜかBluetoothまでオフにしてしまったんです。というのも譜めくりは足元のペダルで操作しているのですが、それはiPadとBluetoothで繋がっているからです。

ステージに出てから譜めくりができるかチェックをするのですが、そこで譜めくりができないことがわかり慌てました。頭をぐるぐるさせて、なんとかBluetoothをオフにしたことに気がつき接続はできました。しかしすでにステージに出て何にもしないうちのトラブルで慌てている出演者もどうかな・・・。ということで、もう一度控えまで戻って司会の方に再度紹介してもらって出るという、面倒なギャグで挽回を試みました。ということでまずは落ち着かない滑り出しとなりました。

さらに今回はお初のことが3つありました。まず最初は弦をエキストラライトにしたことです。次はプリアンプを以前のものに戻したとと、ギターとプリを繋ぐシールドを2mの短いもの、しかもオーディオ?ケーブルにしたことです。

プリアンプを以前のものにした理由は、ピックアップがK&Kのギターにしたこととピックを使わなくしたことです。それによってボリュームペダルを外して機材をシンプルにできたのですが、オンオフスイッチノイズが気になるようになってしまったので写真の高級機(自分的には)に戻したというわけです。これなら大丈夫です。多分回路がそうなっているんだと思います。

シールドを短いものにしたのはピックアップからプリアンプまでの劣化を少なくするためです。これは以前ギタリストの洪栄龍さんからもアドバイスされていました。パッシブのピックアップの場合は出力が弱いので、シールドの長さで結構違ってきます。なので可能ならば短い方が良いからです。シールドをオーディオケーブルにしたのは専用ケーブルよりも音がまとまっていたからです。

演奏が始まって難しかったのは弦をエキストラライトにしたことによる弦の反応の違いです。右手の力加減がまだマスターできていないことがわかりました。これは練習だけでは無理で、本番で起こる気持ちの化学変化による手加減のテストが必要になります。

昨日は詩画作家の星野富弘さんの作品を歌うコンサートで、久しぶりの曲が続きました。もちろんリハを重ねて準備をしましたが、出だしのBluetooth事件も相まって、結果は小さなミスをなん度もして繰り返してしまいました。

ということで、まだまだだなあ・・・、思わせられた1日でした。チャンチャン!