基準ピッチ
音楽には基準ピッチというものがあります。直接演奏をされない方もA=440Hz(ヘルツ)ということを見聞きしたことがあるのではないかと思います。これはラの音の周波数を表しています。
ラと言っても学期によってはオクターブ違いで複数あるわけですが、88鍵のピアノではA4と呼ばれる鍵盤の中央から少し右にあるラのことです。ギターでは1弦の5フレットになります。
しかしギターをチューニングするときは5弦の開放弦のラを使いますが、この音は440Hzではなくて110Hzです。これは間違いやすいギターあるあるだと思います。
どうしてこんなことを書いているのかと言いますと、もともとクラシックの古楽器の演奏が好きで、コンサートに出かけたほどです。
どうして古楽器の演奏に興味を持ったのかと言いますと、多くの場合低い基準ピッチで演奏されるからです。少なくともクラシックの曲が作曲された時代のピッチは今よりも低いことは確かなんです。ですから現代では作曲された当時とはかなり違ったニュアンスで演奏されていたんです。
古楽器で演奏されているG線上のアリアなんて本当にすばらしいです。
長々と書いていますが、PPMのコピーバンドを始めてから改めてピッチのことを考えるようになったんです。
そして自分の普段のコンサートでもピッチを変えてみたらどうだろうと思い始めて、先日のコンサートで実戦してみました。
結果は良かったようです。ピッチを何ヘルツにしたかは一応秘密ということにさせてください。
ディスカッション
コメント一覧
なるほど、わかりました。わざわざありがとうございました。
平野さん
ありがとうございます。低いの間違いです。
ごめんなさい。「白衣基準ピッチ」って何でしょうか?