カミナリからモガミ
先日のコンサートのリハで音響エンジニアのSくんが「このシールドを使ったらどうでしょう」と言って1本のケーブルを手渡してくれました。それはシールドというギターと機材を繋ぐケーブルのことで、外部のノイズを拾わないような構造になっているので、シールドケーブル(シールド)と呼びます。
最近僕が使っていたのはカミナリケーブル、正確にはKAMINARIケーブルです。
そして手渡してくれたのがこちらのケーブルでした。
これはモガミ(MOGAMI)というケーブルメーカーの製品です。
これを買うときに注意しなければいけないのが、多くのメーカーからモガミのケーブルを使った製品が出ていることです。僕が買ったのはモガミのオフィシャルパッケージで、プラグがノイトリックでモガミでアッセンブリーした製品です。もちろん他の製品が悪いわけではありませんが、オフィシャルを買うのが安全だと思います。
で、肝心のサウンドですが、カミナリと比較すると低音が抑制された感じで、全体に少し線が細いような感じがするかもしれません。エンジニアのSくんは、レコーディングのようなすっきりとした音、と言っていました。一方カミナリの方は豊かでアコースティック感を演出してくれている音色です。カミナリも気に入って使っているので、大きな問題があるわけではないのですが、初めてモガミを使ってみて低音が、特に6弦の開放の音がすごく良いのに惹かれました。
ということで早速モガミをポチッとしましたが、ちゃんとした製品名はMOGAMI ( モガミ ) / 2524 SL 3M Official Packageです。
次のコンサートではこのモガミでいってみようと思います。こうして少しずつ納得できる音に近づけることはありがたいです。そしてエンジニアが本気で音のことを考え取り組み、アドバイスをくれることがありがたいです。
とにかくシールドでかなり音が違ってきますので、気に入ったシールドに出会えた時には、演奏にも良い影響が出ること間違いなしです。
ーーー画像クリックでアリシアの森へ飛びます