紅と白

毎年紅白を観ているわけではありませんが、一昨日の紅白は僕ら時代のミュージシャンが何人か出演するというので、録画をして昨日ゆっくりと観ました。

すごかったのがB’zでしたね。玉置浩二さんはどんな感じになるのか楽しみにしていましたが、意外にというか普通でした。星野源さんは直前に何かあったようで、しばらく沈黙の後のスタートをしたのが印象深かったです。南こうせつさんの時にはきっと佐久間順平さんがバイオリンを弾くに違いないだろうと思っていましたがその通りでした。

ミーシャさんはやっぱりなんだかすごかったですね。初めて知ったバンドのVanudyはなんか良かったです。ちょっとグッとくるものがありました。

何人かの若いアーティストの歌を聴きながら、ナンバーワンを目指す成功指向的な歌群と、寄り添い的な優しさ群に分けられるような感じがしました。今が受け入れ難いという、若さゆえの苦悩、時代ゆえの苦悩は同じでも、そこから何かを突き抜けてトップへ踊り出るのか、世間的に上昇するよりも愛にこだわって生きてゆくのか、みたいな感じにです。

そのことから、歌はちゃんと世相を反映しているんだと思い、歌ってすごいなあとある種の感銘を受けたくらいです。

若い頃は放っておいても歌が生まれてきたものでした。その後それなりにさまざまなことを経験してきた今の僕は果たしてどうなんでしょうか。

そんなこんな書きながらふとポールサイモンを聴き始めました。

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