コミックエッセイ
漫画には力があることを再認識しました。それは「やよい かめ」さんという方の漫画からです。内容がシリアスでしかもノンフィクションですから、漫画というよりはコミックエッセイと呼ばせてもらった方がしっくりくる感じです。やよい かめさんはインスタフォロワーが3万人をこすような方なので、すでに知る人ぞ知るという存在なのだと思います。
読んだのは「鼻腔ガンになった話」です。
どうしてこの本に出会ったのかと言いますと、やよい かめさんが従甥のパートナーだったからです。
ここからはちょっと長くなりますが、今年兄のような存在だった従兄弟が亡くなり、先日納骨式が執り行われました。その場所が新潟で、僕は体調が万全ではなかったので、直前まで出席するかどうか迷っていたのですが、めったに会えない親戚が集まることもあって出かけることにしました。
そして出会ったのがやよい かめさんでした。やよいかめさんはデザインからコミック、陶芸までを扱うアーティストです。そんな方が親戚にいるなんて全く知りませんでした。それくらい久しぶりの親戚の集まりだったということです。
そうこうしているうちに、やよい かめさんが鼻腔ガンとの闘病をしたことを知り、さらにそれをコミックエッセイとして出版していることを知りました。早速1話を読ませていただき、家に帰ってからキンドル版の2話を手に入れて読みました。
最初に「漫画には力がある」と書きましたが、それはこのシリアスな内容が文字だけだったら読み進められなかったかもしれないと思ったからです。自分の過酷な体験をこんなにカジュアルに表現できることはすごいことだと思います。
鼻腔ガン自体はあまり聞かない病名ですが、現在病やガンで闘病中の方、そしてご家族の方にはいろいろと参考になるのではないかと思います。
下の画像からやよい かめさんのブログへ飛びますので、ぜひお出かけください。続きを読むことができます。