叱るでもなく財布を開けたとさ

昨日は朝から中学生の孫を病院へ連れて行くミッションを授かりました。もちろん両親が仕事を休めないので僕にミッションが下ったわけですが、孫とふたりっきりで過ごすなんて滅多にないので、ちょっと特別な時間になりました。

孫は部活のバスケの練習中に痛めたのですが、右手指靱帯に損傷があったので1週間は右手を安静にしていなければなりません。孫は中三ですから残り少ない部活を思うようにできなくなったので、気分が落ち込まなければいいなあと思います。

治療後は学校へ送り届けましたが、車を離れる時に「ありがとう、まじありがとうっす!」と言い残して行きました。そんなことばでもなんとなく嬉しく感じるおじいさまなのでした。

病院では2時間近く待合室にいたことになりますが、その間しなければならないことをスマホでやってみようと思いたち、いろいろ作業をしてみました。画像をラインやメッセンジャーで送る。Pagesで作った文章を整えてPDFファイルにして何人かに送る。ブログを書く。新幹線の予約をする等々です。

で、わかったことはスマホでほぼ何でもできるということです。仕事のメインはMacですので、あまりこのようにスマホを使うことはなかったのですが、孫の付き添いのおかげでいろんなことができることがわかりました。

治療を終えての会計で、学生の治療費は無料だそうなので請求はなかったのですが、包帯等の材料費の請求がありました。孫に「お金あるの」と訊いたら「ない」とのこと。だろうなとは思っていましたが、お金がなくても病院へきて平常心でいられることは若さの特権?それとも家族を信頼している?ただ脇が甘いだけ?まあどれでもかまいませんがおじいさんは叱るでもなく財布を開けたとさ。ちゃんちゃん。