一石二鳥

昨日は車検をお願いしていた車をピックアップに行きました。費用が思ったより少なくてありがたかったのですが、ハイブリッド車はエコカー減税の恩恵?を受けているようです。

ところで昨日はハイブリッド車について幾つかの新しい知識を得ました。まずはエンジンオイルです。これまではハイブリッド車用のオイルを使用していたのですが、走行距離が増えてきた時には普通車のオイルを入れたほうがエンジンに良いとのことでした。今回は交換時期でもあったので交換をしてもらいましたが、普通車のオイルを入れてくれたとのことでした。

またハイブリッドで代表的な車といえばプリウスかと思いますが、街を走っているとプリウスに大きく分けて2種類いることに気がつきます。ひとつは飛ばし屋プリウス。もうひとつは燃費向上プリウスです。

後者の特徴は発信のスピードの遅さです。なるべくエンジンを回さずにスタートしているんだと思いますが、なんとこれは車にとっては良くないんだそうです。そもそもエンジンを使ってスタートしてある程度の速度になったら、モーターにする仕様になっているそうで、エンジンを使わないようにしすぎるのはバッテリーにもエンジンにも良くないとのことでした。

以前から気になっていたのがハイブリッドにはバッテリー上がりがあるのかということです。以前ディーラーで聞いたら「ある」との返事が返ってきました。昨日はそのことも聞いてみましたが、ハイブリッドにはバッテリーがふたつ積んであって(これは知っていました)。ひとつは車を動かす大きなバッテリーで、もうひとつは大きなバッテリーの残量が少なくなった時にエンジンを動かす指令を出すためのバッテリーなんだそうです。

ハイブリッドでのバッテリー上がりはこのエンジンを動かす指令を出す方の小型バッテリーで、上がるとエンジンがかからなくなるそうです。逆に大きなバッテリーが上がってしまうとエンジンだけで走ることになりますが、ハイブリッド車の場合エンジンだけでは力がら足りなくて速度が出ないとのことでした。

走行時の隠し技としてはBポジション(ブレーキポジション)を上手く使うと良いとのことでした。それは充電することとブレーキパッドを使わないからとのことでした。なるべく物理ブレーキを使わないようにすると交換費用がかからないとのことです。わかりやすいのは急ブレーキを使わないということです。止まる時はなるべくゆっくり止まるように心がけるとモーターのブレーキで止まってくれて、充電もされるので一石二鳥とのことでした。

というわけで勉強になった車検でございました。