生み出す音を楽しく

今日は新しく手に入れたヘッドフォンでクラシックを聴きながら仕事を始めました。これまでDTM関係者が「音が見える」ということばを発するのを耳にしてきましたが、いまいち気持ちはわかるけれどもどうなんだろう・・・、と思っていました。

しかしこのヘッドフォンで聴いているとこの感じがわかるようになってきました。それは音の定位が鮮明だからです。普段は何気に聴いているステレオサウンドに左右があるくらいは誰でもわかりますが、どれくらい右なのか左なのかということは聴いているデバイスや環境によってかなり違って聴こえます。それと楽器の大きさなんかもあるわけです。

ピアノがどれくらいの大きさ(物理的に)のイメージなのか、ドラムは演奏者から見たパーツの配置なのか、コンサートの聴衆から見た配置なのか、そして全体がどれくらいの大きさ(物理的に)のイメージなのか等々いろいろあります。

それが新しいヘッドフォン(beyerdynamic / DT990PRO)だとストレスなく聴こえてきます。現在はSHで29600円となっていますが僕が手に入れた時にはセールで23800円でした。しかし少し前(昨年くらいなのかな)は1万円台で買えたそうですから、かなりコスパが良いと思います。

ただしこのヘッドフォンはオープン型なので、聴いている音が外にも漏れ出ています。音が漏れているということはマイクでのレコーディングには向いていないということになります。

ということでマイクでのレコーディングにはこれまで愛用してきたSONYのCD-900STに頑張ってもらうことになります。そしてマイク以外でのレコーディング(打ち込み)には新しいヘッドフォンを使おうと思っています。

ということで両ヘッドフォンには活躍してもらい、生み出す音を楽しくしてほしいと思っています。