センターがセンターに

昨日は仕事部屋のモニター環境を整える作業をしました。リスニングポイントでちゃんとした音が聴こえるようにするための調整です。具体的にはスピーカーの設置位置や角度、環境(壁までの距離とか)による左右の音量差を無くす。同じく環境の影響による低音から高音に至る音量をフラットにすることです。

使うシステムはSoundID Referenceというアプリと専用マイクです。以前も作業をしたことがあるので、簡単にできると鷹を括っていましたが、それは2年前でしたので、いざやってみると「あれ!」ということがいくつかあって作業の始まりは難航しました。下手したらスピーカーを痛めかねないヘマもやらかしました。その後トラブルの大元に気がつくことができて無事に作業を進めることができました。

37箇所のチェックポイントでの音をチェックするのですが、2年前とは微妙なポイント位置の違いがあって少し戸惑いました。測定位置はMacの画面に表示されるポイントへ、測定専用マイクを持って行くのですが、空間把握が苦手な人には大変かもしれません。

以前との微妙な違いというのはスピーカーの外側の空間でのチェックがなくなっていたことでした。僕の部屋の場合そこ手持ちが無理なのでマイクをアームに固定しておきましたが、その必要なく全て手持ちで行うことができるように改善されていました。

作業はまずYAMAHAのNS10M STUDIOをチェックし、次にAURATONEをチェックしました。そして気になるのでもう一度手持ちでNS10Mをチェックしました。SONYのZS-M5というラジカセのチェックもしてみようと思いたちましたが、やってみるとスピーカー同士の距離が短すぎて測定不能ということでした。なるほどですね。

修正した音を聴いてみたところ、センターが少し右寄りだと感じていたことが解消されていました。てっきり自分の耳のせいだと思っていたのでよかったです。そしてそれからずっと聴いているのはこのアルバムです。

それにしてもYouTubeでなんでも聴けちゃって良いんですかね(己も検索してるやろ)💦

今日もギンヒコでは友人のシンガーの動画撮影が行われています。夕方にはちょっとギターを弾きに行くことになっています。