肝は「耳」
カメラに凝っていた時にはカメラはもちろんですが、レンズにも凝っていました。どんなふうに凝るのかと言いますと、あの明るいレンズを手に入れたらもっと美しいボケ具合になって良い写真が撮れんじゃないか・・・、なんて思ってしまい、欲しくてたまらなくなるんです。
シンプルに表現すれば、あれさえあれば幸せが来るという感じです。現に新宿にいくつかある中古カメラ屋さんには重症の、主におじさんたちが夢遊病者のような感じで散見されます。かくいう僕もそのひとりだった時代があったんです。
最近これは宅録界隈にもあるなと思い始めました。YouTubeで宅録関係の動画を観ると「これは最高のプラグインだ!」的な動画が沢山あります。それらを観て実際に手に入れたものもあります。まあ必要なプラグインで似たようなプラグインがあって迷っている場合には、こうしたレビューは選ぶ参考になるので助かりますが、うっかり飛び付いてしまうこともあります。そんなこんなの道を通ってきてたどり着いたのは、まずは持っているものの実力を知ることから始めないといけないというあたり前のことです。
僕が使っているDAWはLogic Pro 11で、Macの人は使っている方が多いのではないかと思います。まずはLogic Pro 11が持っている機能を使いこなせるくらいにならないといけないなと思い始めました。特に音源やリバーブ等の付属のプラグインに関してです。ちゃんと使うことができたらば外部のプラグインが必要なくなる可能性もあるわけです(かなり高い可能性があります)。
で、それらを判断する肝は「耳」です。自分の耳で出音を判断することです。これは正道だと思いますが、楽しくなってきたのか、大変になってきたのかわかりません。
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