ゲージアップ

レコーディングでギターを録る最終日にネックが逆反りして弦高が低くなりすぎました。現場での調整は難しかったのでそのままレコーディングしましたが、後日改めてチェックして調整を試みましたがダメでした。

実はこの春くらいからエキストラライトという、プロにあるまじき細さの弦を使い始めました。理由は左手の手根管症候群のためです。さすがにエキストラライトは使えないだろうなと思いつつ試したところそれなりにいけるので、その後使い続けてきました。

今回レコーディングのスタジオの湿度がコントロールされていることと、季節が変わり始めて湿度が低くなっていることも相まって逆反りが発生したのでしょう。

ちなみに逆反りとは弦の張力に反した方向に反ることで、ギターを前から見て後ろ側にネックが反ることです。そうなると弦高が低くなって、酷い時には振動した弦がネックに触れてびびり音が出てしまいます。

今回はネックの調整ではどうにもならない状態だったので、弦の張力を上げるためにエキストラライトからカスタムライトにゲージアップしてみました。

張り替えるとネックが純ぞりになったので、弦高調整をして良い感じになりました。

先日のコンサートはこの状態でプレイしましたが、左手もなんとか持ちこたえました。この先いけるところまではこの状態でいこうと思います。

 

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