ためらいのない優しさ

先日堺からの戻りで関空へ向かう電車に乗ったところ、スッと立ち上がって僕たちに席をゆずってくれた若いカップルがいました。彼らはいわゆるインバウンドの方です。

そうかこうして席を譲られる歳になったなあと思う一方、そのためらいのない優しさに心がとても癒されました。

降りる時にどこから来たのかと聞いたら、ロンドンからということでした。

最近過剰なインバウンド需要に排外的な気分になる方も少なくありません。与党の方々も外国人問題を口にしますが、僕は今のようなことになった原因は自分たちの政策のせいだったのでは?と思ってしまいます。

政治家はまるで他人事のように「今後これこれをこうします」と言いいますが、まずはこんなことにしてしまって申し訳ありませんと言うべきなのではと思います。それを言っちゃあお終いですから、次々と政治ショーを繰り広げているのではと思ってしまいます。

政治家は、真摯にを筆頭に、昨今、とか国際情勢、とか中身のよくわからない言葉を呪文のように口にします。おかげで真摯や丁寧にという美しい言葉自体が意味を失って地に落ちてしまいました。

今こそ僕たちは何かを取り戻さないといけないのかも知れません。大したことはできないと諦める前に、できることから始めることだと思います。

具体的にはどうするの?と訊かれたらなんと答えようかと考えましたが、浮かんだ答えは、良かったら愛のことでも考えませんか、でした。

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