SONY ZS-M5

仕事部屋には3種類のスピーカーを置いています。メインがヤマハのNS-10M STUDIOで、デスクにはAURATONEがあります。そしてもうひとつ置いているのが洪栄龍さんのお嬢さんからいただいたスタジオでは定番のラジカセSONYのZS-M5という名機です。

これは現在では発売されていないレアなものなので、欲しいとなったら余計に欲しくなるわけです。と言うことで何年か前には中古の店を探し回ったこともありました。

ネットでは整備された中古の完動品を見つけることができますが、かなりの高値がついています。僕の場合はレコーディングの最終チェックのために使うので、外部からの音声入力が生きていて、スピーカーからちゃんとした音が出れば良いわけです。他のCD、MD、ラジオなどの機能はいらないので高い完動品は必要がありません。

そんなこんなしているうちに、なんと洪さんのお嬢さんが手放しても良いと言うことで、プレゼントして頂いたと言うわけです。ほんとありがたかったです。

しかし最近はZS-M5を鳴らすことが少なくなっていました。それは最終チェックを小型スピーカーのAURATONEで済ませてしまっていたからです。しかし最近改めてZS-M5を使うようになりました。その使い方はこれまでと逆でミックスをするときに使っているんです。特に各楽器とボーカルのバランスを決めるのにはもってこいだと思っています。ZS-M5で音を作って、逆にNS-10M STUDIOでチェックをするみたいな流れです。

まだ始めたばかりなので今後もこのスタイルで続けるかどうかはわかりませんが、良い試みだと思っています。