SPと部屋をフラットに

レコーディングに取り掛かる前準備として、部屋の音環境のチェックが残っています。気がつけばここ2年は全くその作業をしていませんでした。この間に機材の配置その他色々と変化しているのでこのチェックはマストです。これまでもチェックしようかなと思ったことはあったのですが、チェックの時に結構大きな音を出さないといけないのがネックになっていました。
ところで部屋の何をどうするのかと言いますと、スピーカーから出た音がリスニングポイントで左右の音量その他のバランスが取れているか、スピーカーから出ている音の音域が均等に(フラットに)出ているかを測定してくれるんです。これをしておかないといくら自分の部屋で良い音だと思っていても、同じ音源が違う環境ではアンバランスな音になってしまう可能性が大きいわけです。
レコーディングやミックスダウンというのは、様々なデバイス、環境で聴いても良く聴こえるように音作りをしなければなりません。ですから偏りのないフラットな音環境作りが必至となるわけです。
そのために僕が使っているのはSoundID Referenceという測定アプリで、専用マイクが付いています。そのマイクを使ってアプリの支持する箇所、確か37箇所の音をチェックして部屋の音環境を測定します。そうすると測定データからオリジナルの補正データを作ってくれます。リスニング時にそれをオンにするとフラットに近い音で再生することができるというわけです。
試しにオンオフして聴き比べをすると、それはそれなりに(かなり)違っていることがわかります。フラットな音で作業ができることは全ての作業の安心感につながります。ある意味真剣に録音とミックスをしたいと思っている人はまずこれで測定することを考えてみるのは大いにありだと思います。
ただひとつ誤解してはいけないのはリスニングにとって良いかどうかは別です。リスニングならば自分の好みの音にして聴けば良いので、フラットな音が逆につまらないと感じるかもしれません。でもアーティストが作った作品の音に近いのはフラットな音なんですよね。








