(4)ギターの弦、フレット、指、音階
この記事は以前のブログからの転載です
さてギターの構え方、抱え方を終えて実際の演奏に入って行きましょう。
アコースティックギターの場合まずは簡単なコードから始めるという方が多いと思いますが、ぜひ並行して音階の練習も行ってください。どんな楽器でも音階練習は欠かせませんが、ギターの場合はそれをすっ飛ばしてしまうことが多いようです。
(5) 6弦から1弦まで1フレットを弾いてみよう。左手は1、右手は p で弾く。
(6) 6弦から1弦まで2フレットを弾いてみよう。左手は2、右手は p で弾く。
(7) 6弦から1弦まで3フレットを弾いてみよう。左手は3、右手は p で弾く。
(1)から(7)は初心者の方に、各弦とフレット、押弦する指との関わりを理解してもらうためのものです。1フレットは1の指で、2フレットは2の指で、3フレットは3の指で弾くようにします。さらに1弦から6弦までの弦の位置を感覚的につかんでもらいます。
指と弦とフレットにそれぞれ数字が割り当てられるので、初心者にとっては「6弦の3フレットを3の指で押さえる」と指示されても少し考えないと難しいものです。まずは弦とフレットと指の数字に慣れる必要があります。
(5弦3フレットから始まって2弦1フレットまでの1オクターブ)
(9) 基本的な音階2
(6弦開放から始まって1弦3フレットまでの2オクターブと少し)
TAB譜がないので音符ではわからない方もいると思いますが、(4)から(7)を元にしてどの音が何弦の何フレットにあるかをじっくりと当てはめてみてください。例えば基本的な音階1の最初の音はハ長調のド(C)ですが、この音は(7)の二つ目にありますね。ということは5弦の3フレットということになります。3フレットは3の指で押弦することになります。今回は弦とフレットと指についてと基本的な音階について書きました。