私の彼氏よ

先日の高松のコンサートを終えてのこと、ひとりの方が話しかけてこられました。そしてその方から、ずっと僕の熱烈なファンだったご婦人が今年89歳で召されたとことを教えていただきました。

それを伺って僕は「ああ、あの方だ」とすぐにピンときました。その方は何度もコンサートに足を運んで下さり、すべてのCDを聴いてくださっていた方です。

しかしその方については何も知りませんでした。今回その方のことを初めて伺うことになったのですが、ご主人を早くに亡くされて、僕のことを冗談で「私の彼氏」と言っていたそうです。高松ではよくお顔を拝見していたのに、これからはお会いできないんだなあと思うと寂しいですね。

実はもうひとり熱烈なファンがいたんです。それは横浜の聖坂養護学校の学生さんでした。コンサートを終えてステージから降りる僕に「まこと〜行かないでえ〜」と声をかけてくれたのは日本中で彼女ひとりだけでした。

この学生さんも今ではすっかり大人になって、「まこと〜」と声を上げてくれることはなくなりました。

このお二人は僕の音楽人生に彩りを添えてくれたように思います。そうそう、高松で話しかけてくださった方は、ファンだった方の後を継いでファンになってくださるとのことでした(笑)。

今年大切な方を亡くされた方も多いことと思います。そのような方々にとっても今日があたたかなクリスマスとなりますように。

 

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Posted by buchi