コール&レスポンス

昨晩はアリシアの森の県人会でした。zoomで県人会を開いてみようか、などという突飛な発想そのものがアリシアの森が生まれたからこそのことです。それに意味や意義を感じるかどうかは別としても、この森は新しい可能性を開いてくれているなと思います。なんせ他では出会ったことのない方でもここで知り合うことができていることです。

県人会は昨年の5月故郷宮城からスタートしました。正直当初はどんな意義や意味が生まれるかはわかっていませんでしたが、次第に普段の暮らしから距離のある話題でのやりとりが大切であることに気づき始めました。そんな会話の中に発見や気づきが埋まっているんです。全ての県人会に顔を出してくださっている他県人(笑)が何人もいらっしゃいます。

昨晩はっとしたのは「コールアンドレスポンス」というよく知っていることばでした。それはカウンセリングの働きをされている方にある方が「カウンセリングって大変じゃないですか?」と問いかけた答えが「いえ、準備がいらないから大変じゃないですよ」とおっしゃったんです。さらに「カウンセリングはコールアンドレスポンスですから」と。

大変じゃないですよ、に関してはカウンセリングのコールアンドレスポンスができるようになるために積んでこられた学びと経験はかなり大変なことだと思いますので、正確には「ここまでたどり着くことは大変ですが、いざ現場に出る時にはそれらを通してコールアンドレスポンスをするので大変ではないですよ」。なのだと思います。

ところでこの「カウンセリングはコールアンドレスポンスだ」ということばに僕の心が動きました。ふと浮かんだのがジャズだ!でした。ジャスミュージシャンの方にはごめんなさいですが、即興演奏の中にコールアンドレスポンスの要素は必ずや含まれていると思ったんです。さらにこれはジャズだけではなく演奏全般、パフォーマンス全般にも当てはまるなあとイメージが広がってきました。

そして僕の生き方ってコールアンドレスポンスや!というところにたどり着きました。それは自分発信というよりは何らかの刺激に反応して動く、発信する、というタイプなんじゃないかと思ったからです。

今朝妻ともそんな話になりましたが、そこで思い出したのが小学校時代に掲示部の副部長になったことです。てっきり刑事部だと思って入ったのですが・・・(汗)。副部長の活躍?が認められてやがて部長に昇格したのですが部長になったら上手く動けなくなくなってしまいました。副部長の時には部長補佐役として活躍?できたのに何故だろうと考えてみると、思い当たったのが部長には自分発信ができる人が適役なのではないかということです。

とうことで昨晩は自分にとってのコールアンドレスポンスのことを考えてみようと思わされた広島県人会となりました。さて次はどこ県人会にするかはまだ決まっていません。ちなみにこれまでの県人会は宮城に始まって、滋賀、沖縄、長野、香川、北海道(県じゃない)、長崎、イタリア(県じゃない)、京都(県じゃない)、広島と続いて来ています。皆様のリクエストがあればぜひ声がけをお願いします。