カセット沼
カセットデッキを送っていただいたと書いたところ、ある方が「新しい沼ですね」とコメントをしてくださいました。自分ではカセットが沼だとは思っていませんでしたが、それを読んで「確かに」とも思ってしまいました。
というのも送っていただいたデッキがビクターのフラッグシップ的なモデルに近いレベルのデッキなので、単に再生してそれをデータ化するだけにしておくのはもったいないと思ったからです。
では何をするのかと言いますと、DAWでレコーディングした音源のミックスダウンをカセットへする方法を試すことです。
何故デジタルからアナログへミックスしてみようと思ったのかというと、よりアナログ感のある音作りになるかもしれないからです。
DAWに本気で取り組むようになっていろいろな事を知りましたが、その中のひとつがサチュレーションです。DTMでの意味はアナログ感を出すというような意味になり、そのためにテープレコーダーを模したプラグインがあるくらいです。僕もその類のプラグインを入れてはいますが、このデッキがあるなら実際にカセットにミックスをして、それをもう一度デジタルに取り込むという作業をやってみる価値があると思ったんです。
というわけで何十年かぶりにカセットを買いました。笑
次の歌声ペトラリバースの曲で試してみたいと思っています。