ロックやなあ・・・

04/25/2023

土曜日は群馬県渋川へ昨日は神奈川県小田原へ車で移動しました。どちらも100キロ以内の距離で、圏央道が繋がってからはどちらへのアクセスも格段によくなったので、我が家から1時間ちょっとみておけば辿り着ける場所になっています。車中では音楽を聴いていることが多いのですが、その目的はミックスのバランスやらなにやらの勉強であることが多い今日この頃です。

群馬への移動の行き帰りは「ロマンティック・カラヤン」というアルバムを聴いていました。これは今読んでいるエッセイの中で著者が聴いているというので興味を持ちました。カラヤンといえば知らない人はいないという指揮者の代表みたいな人ですが、クラシックは聴いていても指揮者を意識して聴くことはなかったので聴いてみようと思いました。

アルバムはカラヤンが指揮をした音源のなかでもロマンティック(定義が微妙ですが)な曲を集めて編集したようです。クラシックにはまったく詳しくはありませんが、カラヤンへの潜在的なイメージも相まってメジャーな感じがする演奏だなあと感じました。

ひとつ驚いたことはダイナミックスの幅です、まあ音量差ということになりますが、曲によってはかなりの差がありました。この辺は指揮者の解釈によるところが大きいのだろうと思われます。

最近はそんなことを思っている人は少ないと思いますが、ロックとクラシックを比較すると圧倒的にロックがうるさいとか派手だとか音が大きいと言われます。でもクラシックの世界もなんのそのです。

最初にそれを感じたのがパイプオルガンの収録に関わった時でした。そばで聴くパイプオルガンの迫力たるやものすごいものです。極端な言い方をすれば建物自体が楽器みたいなものですからね。さらに即興演奏もされるんですが、それを聴きながら「ロックやなあ・・・」と素朴に思いました。

おそらくクラシックの世界も時代とともに音量が違ってきていることと思います。たぶん大きくなってきているのではないでしょうか。ポピュラーの世界でも音圧ということばを耳にします。息子が若い頃に演っていたバンドを聴きにいった後はしばらく耳がキーンとしていました(笑)。聴く前に息子からそうなるから気をつけてと言われました(笑笑)。

オーケストラのコンサートも一度味わってみたいものです。耳がキーンはないですよね。


日記, 音楽

Posted by buchi