嫌なことは嫌!良いことは良い!

06/27/2022

今回の参議院選挙は無風状態だと言う声が聴こえてきます。かく言う自分は最近テレビのニュースショーや討論系の番組も観なくなっているので、世間のことにからっきしうとい人間になっています。正確にはそうしているのかもしれません。

というのもことばの意味や深みがここ10年で急速に失われてきたように感じるからです。「真摯」だとか「丁寧」だとか、とても大切なことばなのに本来の意味合いは失われてしまったように思います。もうお気づきでしょうがこれらの意味を失わせてくれているのは上級国民と云われる方々を筆頭にしてです。

何があっても何を言っても、たとえそれが問題になっても僕たち国民はやがて忘れてくれる優しい人たちです。先日あるショッキングなことを聞きました。それはある政策を野党が打ち出せば反対する人が、与党がその政策を打ちだせば賛成するという現象がこの国にはあるんだそうです。思考停止状態です。

なのでなのかどうかはわかりませんが、低賃金、物価高、景気低迷、感染症、防衛、世襲議員の多さ、保守ではない右傾化等々、僕たちの暮らしと将来に関わる問題が山積であるにも関わらず、選挙は無風状態なのです。

こんなことを持ち出すとおかしいと思われるかもしれませんが、僕には悪魔に牛耳られているように思えるんです。だって学校では倫理を教えているのに、社会では嘘がまかり通るわけです。なぜかあるレベルになるとどうでも良くなっちゃうんです。

こうして書いていると少しは僕にも風が吹き始めた感じがします。

多くの情報をインプットして総合的に物事を考えるなんて普通人には、少なくても僕にできることではありません。なので今自分が立っているところにどう立っているかを見つめつつ、嫌なことは嫌!と言い、良いことは良い!と言い、自分の人生に精を出してゆくことでしょう。きっと国を動かすような変化は、自分が自分であることから始まるように思う今日この頃です。結局世界はそれぞれが立っているところからしか変えられないんじゃないのでしょうか。

日記

Posted by buchi