木の器
昨年の妻と僕とのクリスマスプレゼント交換はあるテーマを決めた中で、互いの欲しいものを買うことにしました。テーマは木製のカップにしました。
僕が買ったのがこれ。
手にしてから約1ヶ月、週に何度かこのカップでコーヒーを飲んできました。使い始めて気がついたのが、少しずつ表情が変わってくることです。今はこんな感じになっています。
手にした時には全体にもっと白っぽかったのが、微妙にグラデーションが浮き上がってきました。コーヒーが染み込んでこうなっているのかどうかはわかりませんが、使っているうちに変化してくるものって気持ちを豊かにしれくれるなと思いました。
そうそう、ギターも同じです。使い込んでいくと木の表情や色合いが変化してきます。
そういえば人間だって同じです。ある年齢を過ぎれば加齢が劣化のように思えてくることもありますが、やはり歳をとることは味が加わることだと思います。ただし「自分はどこかに到達した」と思ってしまった時からは劣化専門になっちゃうのかもしれないですが。