M1な人になるの?

04/25/2023

今日は昨日のベンハーパーのギターの音色に衝撃を受けての続きです。何に衝撃を受けたのかと言いますと、それは彼の音色の甘さとしなやかさです。そこで音色に関しては弦をフラットワインドといういわゆる3弦から6弦の巻弦をフラットに加工してある弦を張ってみることにしました。

そこちょっと衝撃受けたのがこの弦でした。単に弦の表面が滑らかになっているという以上に音色に深みがあるし、見た目も美しくてクラっときました。

実は弦の試みと同時にリゾネータギターも引っ張り出して弾いていました。まずは定番のStyleOという金属ボディーのギターです(写真はメーカーから拝借)。

生だと倍音が柔らかくてとても良いのですが、ライン出力をしてみるとその柔らかさが減衰してしまって僕の求めている音から見ると今ひとつでした。

そして昨日もう1本のリゾネーターを引っ張り出してみました。それはM1という木製ボディーでトライコーンと言って金属のスピーカー状の物が3つ使われているギターです(写真はこれまたメーカーから拝借)。

これが生でもラインでもかなり良かったんです。ちなみにどちらのリゾネーターもこのような純正のピックアップを付けています。

そしてもうひとつ気が付いたのが12フレットジョイントギターへの馴染みです。現在使っているギターは14フレットジョイントなのですが、いつも心に一抹の不安のようなものが過ぎることがあるんです。多分フレット全体のスペース感を未だに把握できていないということかなと思います。もちろんスライドバーを使わなければ問題がないのですが、スライドバーを使うと一抹の不安が過ぎるというわけです。

それがなんと12フレットジョイントで弾くとありませんでした。今までこんなことを考えたことがなかったのですが、どうも僕は12フレットジョイントの感覚をどこかに持っているようです。そういえばデビューまで使っていたギターはずっと12フレットジョイントでした。

もうひとつM1はマホガニーという材でできています。そうです、現在気に入って使っているトンプソンもマホガニーなんです。ひょっとすると僕が求めてきたギターが、ある程度ミックスしているのがこのM1なのではないかという気持ちになってきました。

次のライブではM1な人になっているかもしれませんね(笑)。