なんくるないさー
昨日は丸一日iPhoneをホテルの部屋に置きっぱなしで過ごしました。もともと電話がかかってくることが少ない人なので、特に問題はありませんでした。
昼食の後のちょっとした時の、いつもならSNSに目を通すようなタイミングでは、ただぼんやりと何かを想い巡らせている自分がいました。「そういえばiPhoneを持たない時代にはこんな感じだったなあ・・・」とちょっと新鮮な気持ちになりました。
次に思ったのが「カメラが要るなあ」ということでした。やはりiPhoneのカメラの存在は大きかったんだなあと再確認です。
そのうちに「本当に携帯電話って必要なんだろうか?」と考え始めました。ネット環境さへあれば、重く、大きくはなりますがiPadで事は足ります。電話も初めての方でなければLINEでいけそうです。
しかし携帯がなくて不安になったことがありました。それはコンサートを終えてホテルに戻る途中に立ち寄った国際通りでのことでした。それは買い物に夢中になって、もし妻とはぐれてしまったらどうしようということでした。これまでは電話をすれば良いのであまり気にしていなかったのですが、電話ができないとなると歩き回って探すしかありません。妻とはぐれた時の安心を得るために、毎月結構な金額を払い続けているとしたら滑稽なことですね。
さらにホテルに帰ってから、帰りの便のバーコードが提示できないことに気がつきました。まあ空港へ行けばなんとかなると思うしかないですよね。ところで「なんとかなる」を沖縄の方言では「なんくるないさー」と言います。
携帯がなくても「なんくるないさー」でいければ良いのかも知れないですね。