好きだって言ったな！
昨日のブログにDoingとBeingのことを書きました。書いてからは自分の考え方や行動パターンを約１日観察していたのですが、ひとつ気がついたことがありました。それは僕が面白いことが好きだということです。面白いというのは娯楽ではなく物作り的に面白いということで。
何をしていて気がついたのかというと、昨日腰痛はあるものの少し普段通りのことをしようと動画の編集をしていた時でした。
来週の火曜日にアップするためのCD音源に画像を選んで入れ込んでいたのですが、作業を始めるといろいろなアイデアが浮かんできます。そして気がつくと腰の痛みもさほど気にならなくなり（治療の甲斐もあり大分良くなってきているからですが・・・）、しばし時間を忘れて作業をしていました。
はてさてこのような物作り的な作業はDoingなのかBeingなのかが簡単にはわかりません。しかしDoingとBeingの議論の中心が個人の存在価値や意義や意味だとしたら、物作りをしている時の僕は存在価値や意義や意味などのことを全く考えていません。
なぜかひたすら夢中になれるんです。それが思ったようにできなかったらばできるまで深堀しますし、思ったようにできたとしても自画自賛をするわけでもありません。ただ「できた！」と思うだけです。
ただしその動画をアップした後は微妙です。どれくらいの人が観てくれるのかが気になります。やっぱり観てくれる人が多いと嬉しいものです。
DoingやBeingが個人という枠の中の出来事でそれなりに克服できるとしても、編集した動画をアップをした後は世間の評価にさらされるわけです。ついついその評価が自分自身への評価のように感じてSNSから遠ざかってしまうこともあるようです。
またSNSにはとかく良いこと、素晴らしいこと、成功談がアップされることが多いので、自分の現実を見て落ち込んでしまい離れるということもあるようです。
そしてまた自分探しを始めてしまう・・・。SNSに探しに出たのかもしれないのですがね・・・。
僕もそんな中のひとりですが、きっと必要なのは夢中になれることを持つ、あるいはそういうものに出会うというところまでなのでしょう。実はその後の評価というのは予想もできませんしコントロールすることもできません。ましてやそれが人の価値の指標ではありません。評価を気にしているようじゃまだまだってことですかね（自戒の思いを込めて）。
それにしてもどうやら僕は動画の編集が好きみたいです・・・。おまえ好きだって言ったな！