Win Win Win

昨日『東北応援団 LOVE EAST』の『クリスチャンアーティストサポート』部門（CAS）の設置にあたりクラウドファンディングをスタートしました。

東日本大震災の直後に久米小百合さんから支援活動へのお誘いをいただきました。私はすでに何人かの方々が支援活動を始めておられるところに、後追いで加わった形での参加でしたが、その後活動の体制を整える中で私が年長で東北生まれということもあり、理事長を拝命することになりました。

活動を始めてから現在に到るまで、多くのアーティストの方々の復興支援活動を背後から支える形で活動を継続して来ることができました。最近では久米小百合さんや私の他数名の方が現地へ出向くことが多くなりましたが、発災当初からの数年はいろいろな方が出かけてくださっていました。

今回のコロナウイルス感染拡大に伴い、支援活動をされていたアーティストの方々の予定が次々とキャンセルになっています。『LOVE EAST』はこれまで被災された方々に視点を向けて支援をさせていただきましたが、振り向いて今困窮されているアーティストの方々の方に目を向けた時に、ボランティアとして出かけられたその方々を支援させていただくのも『LOVE EAST』の責任と感じたのです。

そもそも『東北応援団 LOVE EAST』は『LOVE EAST』であり支援対象を東北に限っているわけではありません。『LOVE EAST』は久米小百合さんの命名で、そこに込められている思いは「いつ自分たちが支援される側にならないとも限らない」ということです。小百合さんの視点は地球の東の方ということです。コロナウイルスの蔓延によりまさに『LOVE EAST』としてのあり方が問われているわけです。

CASは当面はこれまで関わらせていただいたアーティストの方々への経済的支援を中心に活動することを考えていますが、活動を拡大できる条件が揃えば支援の範囲を拡げて行きます。またこのような活動に多くのご理解をいただけるならば、日本の教会アートと地方教会に貢献できる活動へ発展できればと願っています。

まずはクラウドファンディングに皆様のご支援をよろしくお願いします。特にリターン品として協賛アーティストのCDを選んでくださればば、CDの定価の７０％がそのアーティストへの売上として入り直接支援となります。またアーティストの方々からはその３０％をCASへ支援していただけることとなり、Win Win Winではないかと考えています。

どうぞよろしくお願いします。→  クリスチャンアーティストサポート