音程をつけて話しているだけ
コロナ自粛のおかげでスライドバーの練習、ウクレレのハイポジションとコードの連携の練習、エフェクターの再構築とセッティング、などなど忙しさにかまけてすっ飛ばしていたことにじっくり取り組むことができています。
スライドバーを普段使いするようになってもう3年は過ぎていると思いますが、未だにどのスライドバーがベストなのかの結論は出ていませんでした。その時の体調や気分なども影響するので結論が出ないのが正解なのかも知れませんが、僕の弱さである「決めてしまいたい」がいつも頭をもたげてきます。
今回使い込んでみてわかったのは少なくとも金属製ではなさそうだということです。そうなれば後はガラス製か陶磁器製か、形状はパイプ型か瓶型か、直線部分に僅かにカーブがついているかストレートかになります。
気持ち的に使いたいのがガラス製の瓶型です。音も味があって気に入っているのですが、ラインを通して音を出すと、開放で弾いた音量よりもスライダバーを使って弾いた音量の方が微妙に小さくなっていることがわかるんです。生では特に気にならないのですがギターのピックアップがそれだけセンシティブということでしょう。
それが陶磁器製のバーだと音量差は感じられません。このバーは『GIANT BONE BAR』というギタリストの内田十紀夫さん監修の製品です。以前サルーキ=のレコーディングの時に、何本かのスライドバーからどの音色が良いかをオーディションしましたが、その時もこのスライドバーが選ばれました。
今スライドバーで練習しているのが2音での音階です。一度に数フレット移動しないといけないのが以前は違和感があったのですが、オープンチューニングにして3年以上が経ちその違和感は無くなってきました。もっと自由にそしていらないノイズを軽減させる弾き方をこれからも追求したいと思います。
それにしても僕のブログに歌のことはほぼ出てきません。あ!あれは歌じゃなくて音程をつけて話しているだけだからかw。