エフェクターのかさ上げ

またまたエフェクター関係のことです。この度無事にパッチケーブルを新しくすることができました。これまでのケーブルが良くないケーブルではありませんでしたが、ケーブルのメーカーや品質が混在していたので、ケーブルの個性を打ち消しあっていたり、ケーブルの品質が低いところに全体のレベルが下がってしまっていた点が、ワンメーカー、同一ケーブル、同一プラグに統一されたので、それらが修正されて音質もグッと向上しました。

パッチケーブルを適切な長さで作るために、まずエフェクターの位置決めをしなければなりません。そして写真のような並びにしたのですが、使ってみると前後に並んだ向こう側のエフェクターはさすがに踏みずらくなりました。練習ではちょっと気をつけていれば大丈夫ですが、本番になればその「ちょっと」が大きなミスの原因になりかねません。

ということでPZ-PREの向こうにセッティングした BOSSのエフェクター2台をかさ上げしようと思い立ちました。かさ上げのためのアクセサリー(エフェクターライザー)もいくつか販売されているのですが、それなりに重さがあります。僕はその重さの故に購入をためらってしまいました。なぜなら少しでも軽くしたいからエフェクターケースをバッグにしたわけですから・・・。

そこで有り合わせの木材を使うことを思い付きました。ちょうど良いサイズのものがあったので手に取ってみると、ほぼ重さを感じない程度でした。「これだ!」ということで早速のこぎりで必要な大きさにカットして、先日買ったホワイトボード用のマジックを使ってサイドを塗り、上下にマジックテープを貼り付けました。

多分30分ほどで完成。早速エフェクターを載せてみました。黒いボードに黒いかさ上げ板なのでわかりにくいですね。

このアングルだとかさ上げされている感じが少しわかります。

さて機材が充実してくるとどうなるかわかりますか。

そう、だんだん自分の演奏内容に課題が絞られてくるんです。それはいわばセルフ圧迫感です。でもです。良い音の方が良い演奏につながっていくことは間違いありません。そして「良い音になったんだったら、なおさら良い演奏ができるんだろうな」とセルフ圧迫感がセルフ強迫感に変わってきます。疲れる性格ですよねえ。