今の自分が一番良い

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最近は朝目覚めると不安に駆られる時があります。不安のまずひとつ目は今関わっている大きなプロジェクトのことで、もうひとつはギンイロヒコーキで計画しているライブ配信のことです。

大きなプロジェクトの方は来月くらいになれば皆様にお知らせができるところまでたどり着けるようにスタッフ一同で頑張っています。とにかくこのプロジェクトは自分にとっては始めてのことだらけな上に重責を担っているので、時々不安になるのは仕方ありません。

振り返るとこの4月から7月半ばまではCASのクラウドファンディングその他のことに集中していたことと、5月末からは娘と孫が里帰り出産のために我が家に滞在していたことも重なって心身共に余裕がありませんでした。8月に入りやっと先のことを考えられるようになり、まずはギンイロヒコーキからのライブ配信をやってみようということになりました。当初は9月中ばに計画をしたのですが通信回線が開通するのが9月頭になり、テスト配信もせずに見切り発車をするのはあまりにも不安なので今は仕切り直しを考えています。

ところでここからは告白ですが、僕は人生経験を積めば詰むほど臆病になっています。例えばオンラインライブに関しても無責任を謳歌していた若い頃だったら、「いや〜まいったよ、いざライブが始まったらさあ、何度も映像が止まっちゃってダメだったあ・・・、あれじゃあ動画じゃなくて写真だしw、音声だけのラジオで良かったのかもなあ・・・。それにしてもまいったなあ〜アハハハハ!」くらいの感じで笑い飛ばしていたことでしょう。

なのにいつの間にか人間がちゃんとしてしまい(まだちゃんとしていないところも多数ありますが・・・)、臆病になり心配性になっています。もう心配性というよりも心配症かもしれません。

でも実はこの心配性が僕のライブを僕のライブたらしめているとも言えるんです。だいぶ前のことですがシンガーの塩谷達也君と塩渕というユニットを組んでいたことがありました。その時に僕が「俺は何にも考えずに出たとこ勝負で演っているからなあ」と言ったら塩谷君が「まことさん気付いていないかもしれないけど、ライブのすみからすみまで考えているでしょう」と返されました。最初は「え!」と思いましたが、考えてみると確かにそうかもしれないと思ったんです。

それは机に向かって時間を決めてプランするというよりも、常に考えているということだとわかりました。つまり頭の先から足の先まで心配が詰まっているというわけです。

僕は1980年に洗礼を受けてクリスチャン になりました。もし神に委ねるという心を知らなければ、この心配性を抱えてかなり生きづらくなっていたことと思います。あるいは自分のやりたい放題に生きてすでにここにはいなかったかもしれません。

なので今の自分が一番良いということになりますか。

 

日記

Posted by buchi