「市役所」3
今日は「市役所2」からの続きです。
「天才!」を読んで面白かったのはプロスポーツ選手になっている人たちはその競技ごとに生まれ月が大体決まっているということでした。
それは例えば野球の子供リーグに入れる条件が○歳の誕生日からだとすると1月生まれと12月生まれでは同年齢でも1年の差が出てしまいます。単純に生まれ月ですでにある程度先が見えてしまっている可能性があるんです。
これは様々なプロ競技にそういう傾向が見られるそうです。
なりたい職業につけない時に僕たちは自分の力無さを嘆き、自己卑下に陥ってしまうことがあるわけですが、願いどおりになるかならないかは個人の実力によるというほど単純なことではないことがわかります。
例えばスティーブジョブスのようになりたいと思ったとしても、コンピューターのある分野が世界的に注目を浴びているそのタイミングでそれに応えられる1万時間を積んでいなければならないわけです。それは年齢はもとより、家庭環境から住んでいる地域に至るまで整っていないとあり得ないことです。
これらを不平等ととらえるか平等ととらえるかは微妙な分かれ道だと思います。
でも成功するしないが自分自身の能力だけに関わっていることじゃないことだけは確かです。だから不必要に自己卑下をしないようにしないと自分がかわいそうです。
またまた話が先に進まないままここまできてしまいました。今回もここら辺にしてまた明日に続けます。