Dear Silence
先日写真家の瀬尾拓慶くんの写真展に行ってきました。「くん」と呼ばせてもらっているのは以前彼にギターを教えていたことがあるからです。
そんな彼が写真家として活躍しているのはフェイスブックで知っていました。彼の写真を見て最初に感じたのは「?」でした。なぜ「?」なのかというとこれまで僕が観てきた写真とは何かが違ったからです。
彼の写真をコンピューターの画面ではありますが度々目にするようになって、次第のその「?」が次第に解けてきました。
通常写真は何を撮りたいかが明確に分かるように撮ろうとするわけですが、彼が撮っているのは「光と影」なんです。彼の場合、例えば有名な山や湖などのような際立った被写体を撮ろうとしていないんです。
彼は「光と影」それも影を撮っているのではないかと思わせられるような作品が数多くあります。
展示を観せてもらった帰り際に、『Dear Silence』という写真集をいただきました。これは彼のデビュー作です。
写真集にはところどころにことばが添えられているのですが、その中で『時には寝転んでみることも必要ではないだろうか』ということばが心に飛び込んできました。
写真集にはことばの他に自らが作曲し演奏しているピアノのCDが付いています。この写真集は、視覚と聴覚とことばとで、彼が心ふるわせた世界へと誘ってくれます。
彼のサイトぜひ一度訪ねてみてください。Takumichi Seo
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