信濃の国少し覚えた

「学校で掃除中は話をしてはいけない」。なんとこれは信州人の常識とのことでした。昨日は4回目のアリシアの森県人会でしたが、そもそも長野県人は出身県はと訊かれても長野県ですとは言わないそうで、信州と答えるという誇り高き県民性があるようです。それは例の『信濃の国』という歌に現れていますよね。

動画は駅の発車メロディーですが、この『信濃の国』は県民ならば誰でも歌えるそうで、長野を出るまでは他の県にもそれぞれこういう歌があるんだと思っていたとのことでした。

それにしても長野は独特の広さと言いますか、文化圏の違う地域で成り立っていますよね。軽井沢や小諸、長野市あたり、松本、安曇野、岡谷、飯田と広いと言いますか、それぞれの間が高い山で仕切られているので普通に感じている「県」という感覚と違うような感じがします。ですから長野を信州と呼ぶのにはある意味「私たちは静かな特別な?民族です」的な意識が内包されているのかもしれないですね。

さてクリスチャン カルチャー コネクションズ アリシアの森でどうして県人会なんて開くの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とかく信仰者は熱心になりがちです(?別に悪くない)。でもコアな話は立場を明確にしてしまう傾向があります。アリシアの森は「立場や考えが違っても一緒にいよう!」がコンセプトと言っても良いのです。ですからゆるい出会いと交流ができる「県人会」を開いているわけです。

昨晩も楽しかったですよ。毎回ですが2時間じゃ足りないくらいなのが県人会です。ちょっとした出会いですが、そこから何かが芽を出してくれることを願っています。友が増えていったら良いですよね。