おもしろ話(1)
昨日毎月顔を合わせている友人から「旅のおもしろ話を聞きたいなあ」と言われ、話し出したら次から次へと思い浮かんでしまいました。
まずは10年ほど前のこと、夕方の混雑している羽田から高松へのフライトでした。離陸して間もなくアナウンスがあり、一部の荷物を積み残してしまったとのこと。どの荷物かは到着ロビーに掲示してあるとのことでした。到着ロビーでスーツケースが回転台に出て来たので、僕は難をまぬがれたと思ったのもつかの間、掲示された積み忘れ荷物の中に僕のギターがあることが判明しました。この日は移動だけだったのでひとまず支障が出るということではありませんでしたが、翌日の朝一便で届くギターを手にするまでは落ち着きませんでした。
飛行機関係で次に思い出したのがサンフランシスコから成田への戻り。離陸して1時間くらいした時にアナウンスがあり、機体に不具合が見つかったのでシアトルに降りるとのことでした。結局シアトルに一泊して翌日のフライトとなりましたが、席に着いてみるとテーブルに昨日と同じ傷が付いていて、乗ったのは同じ飛行機でした。ちゃんと直したの?って思っちゃいますよね。
それから80年代ですがフィンランドとスェーデンに行ったことがあります。まずはアエロフロートでモスクワまで飛んで一泊して、フィンランド航空でヘルシンキへ飛びました。
そのモスクワでのこと、空港に隣接したホテルでの夕食時、小坂忠さんと「ホテルの中でも見張られているかもしれないなあ」と冗談混じりに話していたら、レストランの柱の陰に銃を持った兵隊が本当に警備していました。イミグレーションも取り調べのようでしたし、あまり良い印象は持ちませんでした。そうそうモスクワに着陸してエプロンに停まった時に、シェパードを連れた警官のような人が飛行機の周りを回っていたんですよ。今では大分変わったんでしょうかね。
おもしろ話にしては爆笑とまではいきませんかね。とにかくもっともっとあることはありますw。