ゴスペルは叫び
この夏テレビで矢沢永吉さんとアスカさんのドキュメンタリーを観ました。どちらも傾向が違うものの熱が半端じゃあありませんでした。
昨日はギンイロヒコーキの投げ銭ライブ。ゲストは塩谷達也くんです。塩谷くんとは以前塩渕というユニットでライブをしたこともある親しい仲です。
しかし2人でのライブは久しぶりで、ある意味新鮮でした。
特筆すべきは塩谷くんの熱量です。以前はさほどの開きを感じていなかった僕との熱量差が、昨日はぐっと開いたように感じました。
彼の熱量が上がったのか、はたまた僕の熱量が下がってしまったのか・・・。
昨日彼のMCで興味深かったのがアフリカ系アメリカ人が奴隷生活を送っていた頃の事。奴隷にとって今日が始められる事、今日を無事に終えられる事が当たり前ではなかったという話です。
昨日のように今日があることが当たり前ではなかった彼らにとって、歌は叫びそのもので、それがゴスペルのパワーになっているとのことでした。ゴスペルが叫びということは初めて知りました。
彼の歌もまさに叫びなのかもしれません。そしてそれが昨日感じた熱量の違いなのかもしれません。
僕の歌の真ん中には何があるんだろう。