忍
ドアのところに『忍』と書いてある電車に乗りました。この電車は何だろうと思いながら乗り込んだら、忍者のふるさと、草津線を走る電車の車両でした。
乗り込んだ駅は大津京で行き先は京都だったので、一瞬この車両は途中で分離して草津線へ行くのではないかと心配しましたが、無事に京都に着きました。
朝ドラの舞台が信楽がなので、その辺を通るであろう草津線も乗ってみたいなあと思いました。
実は以前信楽で焼き物体験をさせてもらったことがあります。それは今でも良い思い出で、その器を見るたびにその時のことを思い出します。
その体験をするまで陶器作りにのんびりとしたイメージを持っていましたが、いざ体験してみると全く違いました。
ろくろの上の土に指を触れた瞬間から器の形になるまでは後戻りできないです。そしてどこで止めるかが明確じゃないと成形し過ぎてグニャグニャと崩れてしまいます。
何を作るか、どんな物を作るかがイメージできていないと形にならない、一方向一発勝負のアートです。
ですから同形同サイズの器を複数作れるのはまさにプロの技です。これは他の物づくりの世界にも共通することかも知れませんね。