蓋に小さな穴

僕が毎朝最初に飲むのはコップ1杯の水。そして次にあたたかな飲み物を用意して自室へと入りますが、最近多いのが大きなマグカップにたっぷりの紅茶かハーブティー。そこに最近は時々緑茶が参入するようになりました。

僕の住んでいる狭山市はお茶どころです。我が家の後ろの高台にもお茶畑がありますが、隣の入間市から青梅方面に向かう丘陵には見事な茶畑が広がっています。収穫の時期には摘み手の募集なんかもあります。いつか一度やってみたいなあなんて思ったこともありましたが、未だ実現していません。

そんなこともありギンイロヒコーキで近くの老舗のお茶屋さんの若旦那さんによるワークショップを開かせていただきました。僕も参加してお茶の魅力から淹れ方まで教わりました。

その中で驚いたのが急須の蓋についている穴のことです。

写真では注ぎ口の方に穴があるので「おや!」と思った方も多いと思います。これだと急須を傾けた時にお茶まで出てしまいそうだからです。

しかしワークショップでは穴はこの位置に持ってくるようにと教えてもらいました。というのはこの位置に穴があると急須を傾けた時に中の茶葉がうまく攪拌されるのだそうです。この穴は湯気を出すための穴ではなく、注ぐ時に外部から空気を取り込む穴なんですね。考えてみれば蓋がぴっちりしていたら密閉されて、注ぎ口いっぱいにはお茶が出てこないですよね。

新型コロナのストレス対策として、自分の蓋に小さな穴を開けるのもありかもしれないですね・・・。というよくわからない格言めいたことを言いたくなるブログの終わり(笑)。

 

日記

Posted by buchi