それくらいにしておいた方が良いよ

昨日は◯◯回目の誕生日でした。妻から「誕生日のプレゼントは何が欲しい」と言われると、僕は「現金!」などとつまらない返しをしてしまう男です。そして僕は基本誕生日を祝ってもらうということがあまり得意ではない男です。

なぜ得意ではないのかについて先日考えたのですが、僕の幼少期の記憶が影響しているのだろうなと思いました。それは父を幼くして無くしたので、母がいつも身体に鞭打って働き育ててくれたのですが、そんな暮らしの中で母は誕生日をしっかりお祝いする余裕なんてなかっただろうと思います。さらにそれに拍車をかけたのが、母がケーキはもちろん洋食系が苦手な人だったので、誕生日もきっと和風だったんだろうなあと思うんです。ですから僕の幼少期の記憶にはケーキは登場せずに栗ご飯のおにぎりばかりが出てきます。今でも大好きです。

そんな僕に妻はアマゾンの商品券をプレゼントしてくれていましたが、今年はこの茶碗とブラシでした。なんとそのどちらもが僕が欲しかったものドンピシャで驚きました。

まず茶碗ですが、これは九谷焼です。だいぶ前に石川県に歌いに行った時に同じようなデザインの九谷焼の茶碗をいただいて、それからはずっと愛用してきていました。ところが先日その茶碗にちょっと欠けができてしまったんです。使用に耐えられないというほどの欠けではありませんが、唇や洗い物をしている時の指先を傷つけてしまうおそれはありました。

そこでこの似た感じの九谷焼の茶碗をプレゼントしてくれたというわけです。これまでの茶碗よりも浅いのですが、これも「ご飯はそれくらいにしておいた方が良いよ」という愛かもしれません。

明日はブラシについて書きます。続く・・・、かい。

日記

Posted by buchi