優しい物語

昨日はYouTubeに「優しい物語」をアップしました。これはチャンネルのsketchという再生リストにカテゴリー分けしているオリジナル曲の言わば初公開的な動画です。初公開的なというのはこれまでライブで何度か歌ったことがあるので完全初公開ではないからです。

sketchとしては2作目の曲になります、最初にアップしたのは「朝8時のパンの話」です。

そして今回が2作目の「優しい物語」です。

優しい物語の原曲は「思い出の散歩道」というタイトルでライブで1度だけ歌ったことがあります。我が家で12年間一緒に暮らしていたBoogieという愛犬のことを歌った歌です。それを今回は全面ブラッシュアップしての公開ということになりました。

新しいタイトルの「優しい物語」というのはあまりにも捻りがないので、あれやこれや考えましたが一番自然なのでこれに決めました。

曲のブラッシュアップにはけっこう時間をかけています。最終的なレコーディングに突入したのは今週に入ってからですが、配信前のまる2日はこれにかかりっきりとなりました(笑)。

最初はドゥワップ的なコーラスで始まりますが、ベースラインのバスの声は友人のオクタビアン(普通のバスよりオクターブ下が出るという人)である鈴木雪夫さんをイメージして歌いました。妻にオケを聴いたもらった途端に「このバスって雪ちゃんだ」とおっしゃっておられました(笑)。

先日ギターレッスンの時に思わず憑依という言葉が口をついて出ました。憑依なんてオカルト的な意味があるので使ったことがありませんでしたが、ちょっと大袈裟に言う僕の悪い癖が出たのだと思います。その時はまあ自分が誰かになってしまうくらいイメージを膨らませるという意味で使いました。というわけで今回はバスを雪ちゃんになったつもりで歌いました、って低音が出てないですけどね(汗)。

先月からYouTubeを自分のアトリエ的に使えば良いんだと思い始めたのですが、その最たる部分がこのsketchになります。ぜひ聴いていただきたいなと思っています。

ちなみにsketchのタイトル写真は僕の子供時代のカットです。