Side Road

昨日は仕事をしながらランダムに音楽を聴いていたらこの曲に耳を持っていかれました。それがこの曲です。

誰だろうと思ってみてみるとなんとピーター・ポール&マリーのピーター・ヤーロウさんのソロのようでした。このアルバムは3人の名義になっていますが、それぞれがソロレコーディングした曲をまとめたアルバムでした。当初は3枚組のCDだったようです。

ちなみにピーター・ヤーロウさんはパフのメロディーを歌っている人です。

まず最初に耳を持っていかれた理由はニールヤングの「Heart of Gold」的なニュアンスがあったからかもしれません。この「Heart of Gold」は昨年の今頃のライブで歌っていました。

気になってこれらの曲がレコーディングされた年代を調べてみましたが、ニールヤングの方は1972年でピーター・ポール&マリーのこのアルバムは1071-1972となっているので、ほぼ同じ時期に録音されたようです。

このふたつのアルバムで大きく違っているのはニールヤングの方はギターがフォークギターでストローク。ピーター・ヤーロウの方はクラシックギターでアルペジオです。フォークギターはスティール弦でクラシックギターはナイロン弦ということで音そのものの感じも大きく違います。

もうひとつ耳を持って行かれた理由はやはり声でしょう。10代の中頃にPPMを聴きまくっていた僕にはスルーできない声だったんだと思います。聴いた瞬間はピーター・ヤーロウだとは分かりませんでしたが、多分フィジカルに気になったということだと思います。

僕はニールヤングほどロックな人間ではありません。しかしシンプルなフォークのシンガーというほどフォークっぽくもなく、シンプルでもありません。

このピーター・ヤーロウさんの曲を聴いて自分の立ち位置を理解するヒントをもらったように思いました。

それにしてもオンラインで音楽を聴くのがメインになった今、こうして思いがけない曲に出会えるのはありがたいことです。