ふたつのJ
もう２０年近く前あたりからでしょうか、日本人でクリスチャンということを考えるようになりました。それこそ４０年以上も前に人と人との出会いから聖書の世界に触れ、クリスチャンという人たちに触れ、自分もクリスチャンになりました。
信仰を個人的、内面的なことと捉えていましたが、次第に社会でのあり方を模索するようになりました。特に日本人とキリスト教についてあれやこれや考えている中で、ある方から内村鑑三が「ふたつのJ」という思想を残していることを教えていただきました。このJはJesusとJapanなのですが、僕はこれだ！と思いこの「ふたつのJ」を自分なりに思い巡らせるようになりました。それから３年かけて形になったのが「ふたつのJ」という曲です。
そしてこのアルバムに収録しタイトル曲となりました。
このジャケット写真は横浜の氷川丸で撮影しました。この船は内村鑑三が生涯を終えた年に竣工しています。
収録曲は／喜びの船／果樹園／漁師になろう／心の勇士／天国行きの汽車／そこに命があれば／ふたつのＪ／ゴスペルシンガー／今が過ぎる前に／ララバイ／誰かが鐘を鳴らしてる-永遠の鐘-／の１１曲です。
このアルバムもYouTubeに全曲アップしています。下の画像から再生リストへリンクしています。
エンディングの「誰かが鐘を鳴らしてる-永遠の鐘-」は妻の乳がん闘病の中で生まれてきた曲です。妻はこのアルバムのレコーディングに携わることが病からの精神的な回復のきっかけになりました。
岩渕まことと言いますと「父の涙」や「GOD BLESS YOU」を思い浮かべてくださる方が多いと思いますが、こんな曲等を歌っている岩渕まことも知っていただきたいと思うアルバムです。
もちろんMAKOTOBOX-SHOPでCDを購入していただけます。
