ライブが明後日に迫ってきたあ！

10/20/202202/08/2023

ハイブリットライブ「月は自由に輝け」が明後日に迫ってきました。ライブのためにこれまで５回のリハを重ねて、今日はゲネプロの予定にしています。また今回はリアル席も予定通りにご用意させていただくので、午前中に出演者のPCR検査もしてきます。

サブタイトルに「岩渕まことデビュー４５周年記念」とあります。そうコロムビアレコードでのデビューからなんと４５年が経ったわけです。この間様々なことがありましたが、今も自分のことをシンガーソンライターと言っていられることはどれだけ幸せなことかと思います。

この間に時代は移り変わり、音楽を取り囲む環境も著しく変化をしました。レコードの時代にはデビューと言えば大手のレコード会社からのデビューを意味していましたので、かなり敷居の高いものでした。音楽で生きていきたいと思ったのは１０代後半でしたが、実際にレコードをリリースしたのは２４歳のことでした。

その後３枚目のアルバムを制作中に心身共にエネルギーを失ってしまい、制作を放棄してしまいました。このことでは関係者の皆さんに多大な迷惑をかけています。

その後小坂忠さんとの出会いがきっかけでCCM（コンテンポラリークリスチャンミュージック）の世界を知るようになり、その中で自らもクリスチャンになりました。

もしこの時に小坂忠さんとの出会いがなければ、現在少なくとも今のような音楽活動をしていることはなかったと思います。

さて妻との出会いはそれ以前の高校生バンドMUSEです。その時はアルトの女性ボーカルを探していた時に由美子さんがヒットし、他のバンドからトレードして加入してもらいました。このMUSEは東北放送の番組に週１レギューラーで主演させてもらうようになり、オリジナル曲がローカルヒットをしたんです。なのでレコードデビューの話が持ち上がったのですが、メンバーの考え方が一致せずに実現には至りませんでした。

そして息子の保輝は音楽を生業としている家に生まれ、小さな頃から音楽はもちろんミュージシャンとの等々、少し普通じゃない環境で育ちました。そういう環境じゃないと味合わない葛藤があったことと思います。高校を卒業後は音楽の学校で学んでいましたが、同時に音楽活動も始めていました。プロを目指していたわけです。そんな保輝に僕は「２５歳で芽が出なかったら考えなよ」と言いました。実はこう言ったことを今でも後悔しています。それはその後に「音楽をやるなら一生やりなよ」と言えば良かったと考えを変えたからです。

結局保輝は１０年ほどバイトをしながら音楽活動を続けましたが、結婚を機に一般の仕事につきました。結局２５歳で方向転換をしたわけではないので、僕が言ったことばはそもそも力を持っていなかったということになります。汗

今回「月は自由に輝け」というタイトルは三人をもじってつけたタイトルです。僕はデビューアルバムがスーパームーンなので月です。自由は由美子さんから、輝けは保輝くんからです。

この「自由に輝け」は３人それぞれに向けて放つと同時に、ライブを通して醸し出すことができたらと願っています。特に保輝くんには自分らしい生き方のジャンルを築いてほしいと思います。それは仕事を持ちながら歌い、時にギンイロヒコーキでコーヒーを淹れている・・・、みたいな。音楽１本というのは格好よい感じもしますが、「〇〇１本で」というのは今では死語に近いのではと思います。保輝という１本を育ててくれること生きる道なのではと思います。

「月は自由に輝け」。明後日はそれぞれがどんな輝きを見せてくれるのかが楽しみです。僕もか。笑

MAKOTO BOXBOXチャンネルの最新動画です。福ちゃんとの「喜びの季節」。